奈良市のとある専修学校に来ました。
そこは高校卒業資格も取れる所で、普通の授業のほかに、声優体験や楽器などの授業があるらしいです。
へぇ~、なんて思いながら歩いていると、ある教室の前の貼り紙に目を奪われました。
『誰でもなれる、役者』
…おいおい(^_^;)
先生、そりゃないでしょうよ。
わかる、わかるよ、うん。
前途洋々たる高校生に夢を与えるキャッチフレーズだとは思う。
可能性も否定はしない。
だけどさ、表現が仕事の職業だぜ?
若けりゃ皆、絵描きになれんの?
小説家になれんの?
ダンサーになれんの?
やっぱりそこは否定します。
誰でもがやれる職業ではありません。
表現の仕方は沢山あるけど、そこにはやっぱり努力だけでは無理な部分はある。
せっかく面白い趣向で教育をしている学校なんだから、努力する大変さ、大切さ、厳しさってのもキチンと教えてあげるべきだと思うよ、俺は。
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