夜が明ければいよいよ劇場入り。
劇場入りの日には役者は舞台セット作り、楽屋作り、小道具確認、衣装確認etc.やること盛り沢山です
もちろんスタッフさんは照明合わせ、サウンドチェック、受付周りのセット…みんなが至る所でせかせかと働いております。
本日はといいますと、稽古納め。
結局予定していた5回の通し稽古は諸事情により3回に。。。
ですが、やる度に心が集まって、一つになっていくのがわかりました
俺達舞台人は、この一つの心を観に来ていただいたお客様に少しずつお裾分けして、元気を持って帰って頂くのが仕事。
…でもね、そんなのとんだお笑いぐさ、おごりでしかないって事がわかりました。。。
今日、高校時代からの女友達からメールが来ました。
「元気ですか?」
俺は答えました。
「疲れてる…。」
すると、その彼女は
「大変やね。元気あげられなくてごめんね。観に行ったらまた私が元気もらってしまうんやろうな…。」
って。
それで俺、ワァってなって、少し元気になりました。
俺達が元気を与えてる?
とんでもない。俺達がお客様から、家族から、友人から、大切な人から元気をもらってる。
もらった元気を芝居にぶつける。
それを観たお客様がどう感じてくれるか…。
俺達は一方通行じゃない。
感動は俺達だけが与えてるわけじゃない。
人と人が触れ合って生きてゆく中で俺達役者が出来ること。
俺達の存在意義。
難しいこたよくわからんが、何か…何となく…感じれた気がする。
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