俺はシンガーソングライターじゃない。
…その前に歌手じゃねぇな(^_^;)
そもそもが間違い。
いやいや、そうじゃなくて、シンガーソングライターってのは例えさ。国語学的に表現するならば「比喩」って奴さ。
つまり、作詞して、作曲して、自分で歌っちゃうっていう一人で何役もやってのける人達。
そんな人達とは違うってこと。
6月には、脚本書いて、主演もするんだけど、演出は龍昇くんに任せた。
そりゃ作・演出・主演って、カッコいいo(^-^)o
『ロッキー』のシルベスタ・スタローンとか、ジャッキー・チェンとかさ、すげぇなぁ…かっくいいなぁ…って思う。
けど、俺はしない。
ってか
出来ない、俺には。
今の俺には。
適材適所なんだ。
俺は龍昇くんの観る目(見える目じゃないよ)を信頼してる。
だから、あの人に任せた方が、作品としてはクオリティが高くなる。
それに俺も伸び伸び芝居出来るしさo(^▽^)o
主演がチマチマ芝居したら茶番になっちまうもんな。
もちろん、望海だって然り。
他にもいっぱい、俺達の為に適所で戦ってくれてる人がいる。
だから、舞台は総合芸術なんだ。。。
先月、俺は我が家であるなにわ三国志を客観的に観た。
…まだまだ足りない。
もちろん、俺も。
それがわかったこと、それが、俺の強み。
だから、俺は、俺達は、戦い続ける。
足りないモノを探しながら。。。
いよいよ明日から稽古が始まる。
どうしよう。
ドキドキだ。。。
何か、我が子の晴れ姿を見る前日に緊張してるお父さんの様な気分。
何せ『桜舞う夜、君想ふ』は我が子同様ですからなぁ。。。
役者さんたちの元へ、立派に嫁いでおくれよ。
って気分さ。
比喩ってやつをまた使うなら、劇作家は設計士で、台本は設計図。
んでもって、役者さんがそれを形にする職人さん。
職人さんによって、仕上がりは変わってくる。
コレは『家』でも同じ。
俺の設計図は荒波越えられる船
…のつもり
さぁ、後はどう造るか…そして、どう乗りこなすか…。
そこに見える景色はどんなだろうか…。
探し物は見つかるだろうか…。
きっと見つかる。
あの灯台さえ見失わなければ。。。
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