5月に、親戚が創作和食居酒屋をオープンした。
時々、週末の忙しいであろう時には手伝ったりもしている。
旨くて安いので是非とも皆さんに来てもらいたい。
場所は近鉄布施駅から徒歩2分ほどのとこ。
行きたいなぁって人はukigumoya@hotmail.co.jpまでメールください(・ω・)/
時間の都合つけば一緒に飲みます。
あ、奢ってくれる?
うおほっん、すいません…意地汚さが出てしまいました(^_^;)
話を元に戻します。
世の中には20代のうちから店出したり会社興したりする人達はいくらでもいるが、やっぱり32歳の若さで自分の店を出せる事はすげーと思う。
俺の2年後…今は全然想像つかねえや。
先日、その店に飲みに行った時のこと。
俺が店に行った時には既にかなり酔っ払ってたお客さんがいた。
何度か顔は見たことあったけど話したことはなかった。
けど、俺が役者なんだってことだけは知ってて、俺の顔を見るなりこう言った。
『君の将来の明確なビジョンを教えて。』
…はい?
何であなたに俺のビジョンを、しかも明確なビジョンを話さにゃならん?
けどまぁ相手は酔っ払い。
それに、そういう類いの質問にも馴れてはいる。
こういう時の対処法だって身につけた。
そういう時にはね、デカい事言うようにしとるんだ、俺は。
『日本アカデミー賞穫ります。』
さぁ、どう出る?
『…おお~っ……。』
ええ~っ?それでいいの?
全然不透明な答えですけど?
主演男優賞?助演男優賞?新人賞?
どうでもいいなら質問すんなよ。
しかも、芝居は観に来ないって何さ。
人の想いを知らねえ奴が人のリミット決めんなよ。
俺の事は誰が決める?
俺だろうが。
どんな仕事だって一緒だろ?
自分で限界決めた奴はそこで終わりなんだよ。
諦めたらそこで試合終了なんでしょ?安西先生。
その酔っ払いのお客さんが帰って、親戚の兄ちゃんが言った言葉がカッコ良かった。
『俺達の仕事(料理人、役者)ってさ、1番って無いやん?だからたまに思うねん。何で一番が明確に分かる職業につかへんかったんやろうって。…でも俺、これしか出来ひんけどな。』
って。
ドーンと胸に効いた。
共感出来るもん。
俺も役者が天職だと信じてるもん。自分で。
これしか出来ねえって追い込んでるもん。
幅を狭める?
はん、しゃらくせえやいチキショー!!
俺が俺信じてる。
それ以外に必要なもんある?
その後、兄ちゃんはこうも言った。
『でも…次に生まれ変わるなら俺、プロレスラーかボクサーになりたい。』
それもまたいいねぇ。
やっぱり男なら一番決めてぇか。
白黒つけてぇか。
それも素敵な想いだぜ。
俺が生まれ変わるなら?
俺はねぇ、生まれ変わっても、やっぱり役者やってたい。